上部機関の金融再生

きちんと知っておきたい用語。スウィーブサービスというのは開設している銀行預金口座と同一金融機関・グループ内にある証券取引口座間なら、株式等の購入代金、売却で得た利益が自動的に双方に振替えてくれるぜひ利用したいサービスである。同一金融グループによる顧客の囲い込み作戦なのです。
MMF(マネー・マネジメント・ファンド)(エフエックス):公社債や償還まで1年以内の短期金融資産で主に運用される投資信託(投資家の資金を集めて専門家が運用する)です。万が一、取得してから30日未満に解約してしまうと・・・これは手数料にペナルティが課せられるというものである。
つまり「重大な違反」になるのかそうでないのかは、監督官庁である金融庁が判定すること。ほぼ全てのケースでは、細かな違反がわんさとあり、その関係で、「重大な違反」判定されてしまう。
きちんと知っておきたい用語。スウィーブサービスはどんな仕組み?普通預金と証券用の取引口座、2つの口座の間で、株式等の購入資金、売却益が自動的に振替される新しいサービスである。同一金融グループ内での優良顧客を囲い込むための作戦ということ。
【用語】外貨預金⇒銀行で取り扱っている外貨建ての資金運用商品を指し、米ドルなど外国通貨によって預金をする商品である。為替の変動によって発生した利益を得られる反面、同じ理由で損をするリスクもある(為替リスク)。
多くのすでに上場している企業であったら、事業の活動を行っていく上での資金調達の方法として、株式だけでなく社債も発行するのが普通になっている。株式と社債の一番の大きな違いといえば、返済義務なのです。
よく聞くコトバ、デリバティブってどういうこと?今まであった金融取引であったり実物商品・債権取引の相場変動で生まれるリスクをかいくぐるために生み出された金融商品の名称であって、とくに金融派生商品ともいうのだ。
全てと言っていいほどすでに上場済みの企業では、企業活動の上での資金調達の方法として、株式の公開以外に社債も発行するもの。株式と社債の一番大きな違いは、返済義務の存在です。
英語のバンクはあまり知られていないけれどイタリア語のbancoに由来するもので、ヨーロッパで最も古い銀行。15世紀の初め(日本は室町時代)に当時大きな勢力を持っていたジェノヴァで設立し、コンスルたちに運営されたサン・ジョルジョ銀行とされている。
最近では日本の金融市場の競争力を高める為に行われる規制緩和だけではなく、金融システムのますますの質的向上の実現のための活動等をすすめる等、市場環境と規制環境に関する整備が常に進められているということ。
一般的にペイオフってどういうこと?予測不可能な金融機関の破綻をしたことに伴い、金融危機に対応するための法律、預金保険法の定めにより保護することとされた預金者(自然人又は法人並びに権利能力なき社団・財団)の預金債権(預金保険法の用語)について、預金保険機構が保険給付として預金者に直接支払を行う制度なのだ。
Y2Kともいわれた平成12年7月、大蔵省から大蔵省が行っていた金融制度の企画立案事務も移管しそれまでの金融監督庁を金融庁(現金融庁とは仕組みが異なる)に改組した。そして2001年1月、上部機関の金融再生委員会は廃止され、内閣府直属の外局となったのである。
【用語】保険:偶然起きる事故により生じた主に金銭的な損失を最小限にするために、同じような多数の者がわずかずつ保険料を掛け金として納め、準備した積立金によって予測不可能な事故が発生した者に保険料に応じた保険給付を行う仕組みなのだ。
15年近く昔の西暦1998年12月、総理府(省庁再編後に内閣府)の外局として国務大臣を長とされた新しい組織、金融再生委員会を設置し、のちに金融庁となる金融監督庁は平成13年1月に内閣府の外局となるまで金融再生委員会の管轄下に2年余り配されていたのです。
巷で言う「失われた10年」が示すのは、国そのものの、または一定の地域の経済が10年くらい以上の長期間にわたって不況そして停滞に直撃されていた時代を表す言い回しである。

相沢蓮也